友人とトワイライトインペリウムⅣをプレイしました。
ゲームの紹介は以下。
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【ボードゲーム紹介】トワイライトインぺリウムⅣ
トワイライトインぺリムとは トワイライトインペリウムは宇宙における勢力の1つとなって他の宇宙勢力と覇権を争うゲームです。 現在最新は4版まで出ています。私は3版の時にお仲間と結構プレイしました ...
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【ボードゲーム紹介】トワイライトインぺリウムⅣ -アクション-
【ボードゲーム紹介】トワイライトインぺリウムⅣ 勢力(その1)
【ボードゲーム紹介】トワイライトインぺリウムⅣ 勢力(その2)
【ボードゲーム紹介】トワイライトインぺリウムⅣ 勢力(その3)
このゲーム無茶苦茶時間かかります。今回もセッティングから終了まで13時間。よくやるよねえ~~って感じですが。それだけ面白いんですよ。私の最も好きなゲームの1つです。
セッティング
ランダムに3種族引いてその中から1つ選ぶ方式で種族を決める。私が引いた中に「THE UNIVERSITIES OF JOR-NAR(ジョルナール)」があった。トワイライトインペリウムを代表する種族だ。トワイライトインペリウムは結構やっているけど、これまでやった記憶はない。では、今回はこれで行こう。
プレイヤーと選択した種族は手番順に以下の通り。
- James(黄色)→ THE UNIVERSITIES OF JOR-NAR(ジョルナール)
- YSさん(赤色)→ SARDAKK N'ORR(サルダック)
- BSさん(黒色)→ THE YIN BROTHERHOOD(イン)
- RYさん(紫色)→ THE WINNU(ウィニュー)
- TKさん(緑色)→ THE YSSARIL TRIBES(イサリル)
種族決めの後、ランダムで場所決め。今回は5人プレイなので、結構場所に優劣が出る。引いた場所は両隣とも最も距離が近い最悪のポジション。まあしょうがないか、最初にトレードグッズ4個もらえるし。
しかし、隣の種族を見て愕然の「サルダック」。「サルダック」は全ての戦闘ダイス+1。対して「ジョルナール」は全ての戦闘ダイスー1。なんと悪夢のような最悪のポジショニング。これ、絶対戦闘では勝てないやん。
まあ、隣は技術を取りにくいので、はやく技術を上げて競えるようにするしかない。
ゲーム序盤
とにかく左隣を刺激しないようにしないといけないので、支配地域は中々増やせない。ユニットを増やして守りを固めつつじわじわと広げて行く。
一方、左隣は気楽にエリアを広げて行く。なにせ戦闘力が強いから、右の「ジョルナール」や左の「イン」はほとんど気にする必要がない。3ラウンドくらいでは、倍くらいに差がついちゃったよ。とにかく技術を上げて、ユニットもアップグレードするまで我慢の子。
ゲーム中盤
ウィニューの攻勢
「ウィニュー」が予定通り「メルカトルレックス」を確保。ま、「ウィニュー」は「メルカトルレックス」を取る以外にない種族だから、これは予想の範囲ではあるが、その後戦略カードの「IMPERIAL」を続けて取らせてしまう事態になってしまったために、結構「ウィニュー」が点数的に走ってしまう展開になってしまった。これはちょっとマズイ。
とは言え、「ジョルナール」の分際ではとても「メルカトルレックス」に攻め込むことは不可能。そこで「サルダック」に「メルカトルレックス」を攻めさせるべく全力で焚き付ける。
始めは渋っていた「サルダック」ではあるが、力を溜めた数ターン後、ここまで「ウィニュー」の点数が7点になってしまったため、満を持して「メルカトルレックス」に襲いかかった。
メルカトル攻防戦
で、戦闘の結果ですが、旗艦や戦艦で固めた「ウィニュー」の「メルカトルレックス」上の戦隊があっと言う間に瞬殺された。「サルダック」には「ウォー・サン」も居て、攻撃力は「ダイス1以上ヒット」、つまり必ず命中。その攻撃を3回出来るって殆ど反則的。
「ウィニュー」は「メルカトルレックス」を失ったとは言え、残りは後3点で、勝利に最も近いのは変わらない。そこに「イサリル」が襲いかかる。あっという間に、「ウィニュー」は本星系まで奪われ殆ど全滅の憂き目になった。みんなが「ウィニュー」はリタイヤだねと思ったのもむべなるかな。
今度は、「メルカトルレックス」を奪った「サルダック」が大優勢に。これを阻止するのは私しかいないって(えええ)。
サルダック本星系強襲
実は「メルカトルレックス」を奪って全力で保持しようとすると、どうしても本星系まわりが薄くなる。「ウィニュー」もそうだったが、「サルダック」も同じような状況。今なら僕にもできるヨ。とばかりに最弱の「ジョルナール」が最強の「サルダック」の本星系に襲いかかる。
幸いユニットアップグレードをたくさん取っていて、宇宙船の移動力は大きい。大勢力をつぎ込んでなんとか本星系を奪った。本星系を奪われてしまうと、公開目的を達成できない。「サルダック」勝利は遠のいて全体的に混とんとした状況になった。
ゲーム終盤
ゲーム終盤の戦況
ここまで、状況を見てみると。
ウィニュー:現時点で点数トップ(7点)だが、壊滅状態で勝利は難しい。
サルダック:最も勢いがあったが、伏兵「ジョルナール」に本星系を取られて盛大に足踏み。
イサリル:「ウィニュー」のエリアを相当奪って攻勢だが、これまでの得点が少なく、逆転まではまだ遠い。
イン:順調に勢力を伸ばしているが、慎重な性格か、攻勢力には欠ける。
ジョルナール:「サルダック」の本星系を奪ったが、勢力は薄い。資源系や技術系の目的達成は容易なため、得点はトップタイの7点になっているが、残りの公開目的・秘密目的ともエリア支配系しかなく完全に頭打ちの状態。
ジョルナールの勝ち筋
公開目的は支配系ばかりとは言え、中に「本星系以外に11の惑星を支配したら2点」と言うのがあり、実はこれの達成の目がまだある。と言うのも「サルダック」の本星系を占領しているのと私が支配している星系に2個の惑星があるのが多いため、現在支配惑星は本星系以外に9個。「サルダック」の本星系の隣の2惑星ある星系を占領して、全部維持できれば勝利がぐっと近づく(すごく難しいけどね)。
と言うわけで、戦略カード「DIPLOMACY」を取って、占領中の「サルダック」本星系を守り、隙をみて隣の占領を試みる。
うげっ、右隣の「イサリル」が私の本星系の隣の2惑星ある星系に攻めてきた。彼も11惑星支配をねらっているようだ。本当に弱い「ジョルナール」は守備艦隊が瞬殺されて大ピンチ。しかし、ここで「爆撃時のダイス目をー4する」「占領軍の地上降下をキャンセルする」などのアクションカードを駆使して地上軍をなんとか生き延びさせた。
11惑星占領への挑戦
ラウンドがほぼ終わろうとするころ、「サルダック」の2惑星ある星系に襲い掛かった。なんと宇宙船無し地上軍3体だけのおいしい星系。空母と地上軍6体で襲い掛かる。いくらなんでも倍ありゃ勝てるよね。戦闘時+1出目のアクションカードも使うし。
そこで「サルダック」からもう一つの能力を告げられる。「地上軍は破壊されると相手を1体道づれに破壊できる。」
なんだと~~!!!忘れっとったあ~!!!。倍でも圧倒的不利じゃん。
もうダイスに賭けるしかない。で結果は当然ダメ。しょんぼりへにょん。もう勝ちはないなあ。次のラウンドまで全エリア維持できるわけないし。
次のラウンド、本星系の隣は全力で守ったけど案の定、他の惑星を取られる。もう「サルダック」の勝ちかなあ。
ゲーム終了
そのステータスフェーズ、戦略カード「LEADERSHIP」を取った死んだ振りの「ウィニュー」が2点の公開目的と1点の秘密目的を達成して勝利宣言。一時はあきらめていたらしいが、本星系1個だけの支配でも達成可能な秘密目的を引いて生きかえったとのこと。
「ウィニュー」が先に勝利宣言しなければ、「サルダック」順調に10点を達成できたそうなので、非常にドラマチックな幕切れだった。
感想、反省
ユニットのアップグレードで、ウォー・サンや戦艦、巡洋艦、空母とコストの高いものはアップグレードしたが、地上軍や戦闘機をアップグレードしなかったのが戦闘ではボディブローのように効いて、勝ちきれない一因になったように思う。「ジョルナール」は全てのユニットをアップグレードして一人前なので、ハンデと思って優先的にやるべきだろう。
とは言え、「ジョルナール」は研究系や資源系の目的が出なくて、戦闘系や支配系ばかりだと非常に苦しい。今回ももっと研究系や資源系の目的が出ていれば勝ちも見えたかな。
時間はかかるけど、あちこちで戦闘ができ、コミュニケーションが楽しく、勝ち筋も色々ある、とても魅力的なゲームであることを、またまた実感した1日でした。