ゲーム紹介

【ボードゲーム紹介】キクラデス -神の恩恵を得て戦争するぜ-

キクラデス ボックス

ゲームの目的は、ギリシャ神話の神々の助けを借りて自分の支配する島にメトロポリスを2個建てること。それをターン終了まで維持できれば勝利です。

神の助けを借りるのですが、必要なのは信仰ではなくお金です。とにかくこのゲームでは何をするにもお金が必要なので、戦争して占領地を増やして収入を増やすことが基本になります。

ただし、戦争ゲームのはずなのに、1ターンには陸上戦闘も海上戦闘も1人しか出来ません。しかも兵を増やすのにも移動するのにも金がかかるのに、戦闘をできる神タイルをせりで落とさねばならない。この辺の不自由さがこのゲームのキモかなと思います。

ゲームの概観

目的が達成されるまで以下のフェーズからなるターンを繰り返します。

  1. 市場でのクリーチャーカードの並べなおし
  2. 神タイルの並べなおし
  3. 収入
  4. 神タイルのせり
  5. 神タイルに従ったアクション

1.市場でのクリーチャーカードの並べなおし

クリーチャーの市場は4金、3金、2金の3スペースあります。デッキから4金のスペースに出て前からでているクリーチャーは安い方に詰まるように移動します。2金のスペースにいたクリーチャーは捨て札になります。

2.神タイルの並べなおし

プレイ人数-1枚の神タイルをランダムに並べます。4人以下の場合タイルが余りますが、余った神タイルは次のターンに上段に並べれられ、前のターン使用した神タイルをシャッフルしてその下に並べます。そして余ったタイルは。。。以下同様。

3.収入

支配しているエリアに記載されている角笛と盤上の角笛チットの数に等しい収入を得ます。

4.神タイルの競り

神ごとに金額欄が有り自分のマーカーを置いて競りの値を示します。他のプレイヤーがそれを上回る金額に置いたら追い出されます。追い出されたプレイヤーは即座に他の神の金額欄にマーカーを置く必要があります。同じ神に続けて置く事は出来ません。

アポロは特別で何人でも置けますが収入以外何もアクションが出来ません。

全員が別々の神に置き終わったら提示した金額を支払います。その際司祭カードを持っていれば割引されます。

5.神タイルに従ったアクション

神タイル欄の上段の神タイルを競り落としたプレイヤーからタイルに記載されたアクションを実行します。

○アレス

  • 兵士を1体無償で得ます。2体目が欲しければ2金、3体目は3金払います。一度に4体まで獲得できます。
  • 要塞を2金で建てられます。(要塞は陸上戦闘でダイスの目を+1します。)
  • 1金払う度に、兵士を軍船を経由して他の島に移動させることが出来ます。他の島に敵が居れば戦闘になります。

○ポセイドン

  • 軍船を1隻無償で得ます。2隻目が欲しければ1金、3隻目は2金払います。一度に4隻まで獲得できます。
  • 港を2金で建てられます。(港は隣接海域での海上戦闘でダイスの目を+1します。)
  • 1金払う度に、軍船を最大3海域スペース移動させることが出来ます。他の海域スペースに敵が居れば戦闘になります。

○ゼウス

  • 司祭カードを1枚無償で得ます。4金払えばもう1枚得ることが出来ます。(司祭カードは、1枚につき1金、神タイル競りでの支払う金額を減らせます。)
  • 寺院を2金で建てられます。(寺院はクリーチャーの購入金額を1金安く出来ます。)

○アテナ

  • 哲学者カードを1枚無償で得ます。4金払えばもう1枚得ることが出来ます。(哲学者カードは4枚揃えるとメトロポリスに変換できます。)
  • 大学を2金で建てられます。(メトロポリスを建てるのに必要ですが、それ以外のメリットはありません。)

○アポロン

  • 1金得ます。支配する島が1個のときは4金得ます。
  • 最初にアポロにおいたプレイヤーは追加で角笛チットを1個得ます。

このゲーム2個のメトロポリスを建ててターン終了まで維持することが勝利条件です。メトロポリスの建設には2つの方法があります。

  • 支配する島々に要塞、港、寺院、大学が建てば(同じ島である必要はありません)、即座にメトロポリスに変換されます。
  • 哲学者を4枚得たら即座にメトロポリスが建設されます。

まあ、金さえあればアテナを2回取ればメトロポリスを建てられるのですが、さすがにそう単純な勝ち方は周りの人が許してくれないでしょう。

ゲームの特長と評価

このゲームに、大きく変化を与えてくれるのがクリーチャーの存在。(大きすぎるところもあるけれど。)

強弱はありますが盤上の情勢を大きく帰ることが出来ます。特にペガサスとクラーケンは凶悪。ペガサスはどこでも飛んで攻撃できるので勝利の決め手になり易い。また、クラーケンは通るだけで軍船がどんどん除去されていくという凶悪モンスター。

結構重いゲームのように見えますが、油断していると一気に終わってしまいます。ですので収束性が高いと言えなくも無い。

例えば、要塞、港、寺院を持っていて哲学者カードを2枚持っている状態で、アテナを取って実行するとそのターンに一気に2個のメトロポリスを作って勝ちになります。(さすがにそんなのは見逃してくれませんが。)

クリーチャーを絡めるとそういう勝ち筋が色々あるので、戦争ゲームでよくあるにらみ合いになってなかなか終われないゲームにならないところも良いかと思います。

ゲームは2人~5人ですが。なるべく5人でやるのが推奨です。人数が少なくなるとターンに出てこない神が増えるので流れがぎこちなくなるのと、競りでどの神を取るかが熱くなる肝なので、人数はなるべく多いほうが良いかと思います。

おまけ

「C3K:Creatures Crosover Cyclades/Kemet」という拡張を使うと、同じメーカーが出している「ケメト」というゲームとクリーチャーを共有できます。

ケメトからは以下のクリーチャーを持ってきてキクラデスのゲームの中で使用することが出来ます。

別のゲームとコンポーネントを共有できるのは結構珍しいかと思います。

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