ゲーム紹介

【ボードゲーム紹介】ナビゲーター ポルトガルから長崎へ

 

ナビゲイターのヘッダー画像 大航海のイメージの帆船

skeeze / Pixabay

 

ポルトガルから長崎へ向けて航海していきます。と言ってもレースゲームではなく、途中で植民地を作ったり、貿易をしたりして、自分の商会を発展させていくゲームです。

  • 発売年 2010年
  • プレイ人数 2人~5人
  • プレイ時間 60分~90分

ナビゲイター ゲームボード

 

ロンデルシステム

アクションは、ロンデルシステムと言う、ルーレット状の円盤のアクションエリアをアクションポーンを時計回りに進ませて止まったところのアクションを行う方式です。

何マスでも進ませられる訳ではなく基本1~3マス。また、進ませないで同じ所のアクションを再度実行することはできません。

但し、ペナルティを受けてそれ以上に進ませることは可能です。このゲームだと、船を1隻犠牲にするごとにもう1マス先に進ませられます。

ナビゲイター ロンデルシステム

 

ロンデルシステムの他のゲームとしては、インペリアルハンブルグがあります。

James
まあ、この次はこれで、その次はこれでとか計画立てて行かないといけないと言うことですね。

ゲームのアクション

ロンデル上のアクションの種類は以下の通り。

  1. 航海
  2. 植民地確保
  3. 市場で売買
  4. 船の建設
  5. 労働者の雇用
  6. 建物の建設
  7. 恩恵の獲得

①航海

ポルトガルから日本まで13の海域に区切られており船が途中の海域を探検しつつ日本まで航路を広げて行きます。

1回のプレイで全ての船を移動できます。移動力は最初1海域ですが、ゲーム中盤で2海域、終盤では3海域移動できるようになります。

未踏の海域に最初に入ったプレイヤーは探検家トークンが得られ、これは勝利点になります。

但し、船が2隻でないと未踏の海域には入れず、入ったら1隻が破壊されるので、結構大変なアクション。

ナビゲイター 航海アクションのイメージ

 

最後の長崎まで行くとゲームが終了するのですが、そこに入ると2隻破壊されるので、中々終わらないような展開にもなります。

②植民地確保

市場で商品を売買するために産物を簒奪する植民地が必要です。

産物として砂糖香辛料の採れる3種類の植民地があり、1つの海域には1種類の植民地があります。

ナビゲイター 植民地タイル

 

このアクションでその植民地を確保できます。このアクションをするには、植民地1個ごとにそのエリアに船1隻と労働者を2人雇っていることが必要です。チェックされるだけで獲得しても船や労働者は減りません。植民地の数は勝利点なります。

植民地の数は限られており、取得順が遅いほど取得金額が上がっていきます。

航海で新しいエリアに入った人は、基本最初に1個の植民地は保証されます。(航海王子で覆される可能性はあります。)

③市場で売買

植民地からの産物を売って金を儲けるか、その産物を加工した商品を売って儲けます。

加工するためには工場が必要になります。産物は砂糖・金・香辛料の3種類。

ナビゲイター 市場アクション

 

砂糖・金・香辛料の売買レートは、産物を売ると市場に供給が増えて値段が安くなり、加工して売ると市場の産物の供給が減って値段が上がります。

④船の建造

資金を払って船を建造します。

造船所があると一度に複数隻建造する場合の費用が安くなります。

⑤労働者の雇用

資金を払って労働者を雇用します。

教会があると一度に複数人雇用する場合の費用が安くなります。

⑥建物の建設

資金を払って工場・造船所・教会の建物を建設します。

建物があると③④⑤のアクションを強化でき、ゲームエンドでの取得得点を増やせます。

ナビゲイター 建設アクション

 

建物ごとに建設するのに必要な労働者の数があります。例えば、造船所は労働者が4人以上雇用していないと建設できません。建設できるかどうかチェックされるだけで、労働者は建設しても減りません。

⑦恩恵の獲得

勝利点は勝利点の種類毎に恩恵に記載されている点数の合計を掛けて算出します。

勝利点の種類は、a.植民地数、b.工場数、c.探検家トークン数、d.造船所数、e.教会数の5種類です。

ナビゲイター 恩恵トークン

 

ですので、恩恵がないと高得点になりません。とは言え数が限られているので早い者勝ちです。また恩恵を取るには労働者を1人失わないといけませんので結構きついです。

航海王子

「航海王子」というタイルを持っているプレイヤーは、通常の手番の前後で①航海アクションを1回追加で行えます。

ナビゲイター 航海王子

 

例えば、前のプレイヤーが航海で未踏の海域に入った時、「航海王子を使ってその海域に移動し、続けて植民地を獲得する。」と言うようなことが出来ます。

ロンデルだと通常より他プレイヤーのアクションを予測しやすいですが、それにアクセントを加えるものです。

航海王子タイルは、最初の最終手番プレイヤーが持ち、使用したら逆時計回りで隣のプレイヤーに渡します。もらったら、ロンデルが1周しないうちに使用する必要があります。

プレイの流れと感想

基本は、航海して植民地を獲得して、市場での売買によりお金を儲け、それによって船を作ったり、労働者を雇ったり、建物を建てたりして、それにより、より多くの植民地を獲得し、市場での利益を上げたりと言うように拡大生産型のゲームと言えます。

ロンデルの場合次のアクションはほぼ3つの内から決めることになります。他のプレイヤーの次のアクションも現在の位置から推測しやすいものとなります。ですので、他プレイヤーの動向を見つつ、2,3手先までのアクションを計画することが必要です。

ポイント

得点を高めるためには、a.植民地数、b.工場数、c.航海トークン数、d.造船所数、e教会数を増やさねばなりません。とは言え全部を狙うのは難しく、取捨選択が必要でしょう。重点的に狙ったポイントに対応する恩恵を増やしていくことが効果的に点数を上げることになります。

一発逆転とと言うような要素はあまりなく、序盤から効率良く回して行かないと勝利を掴むのは難しいでしょう。

しかも、植民地の取得や、市場での売買金額や、建物の建設費用など、他プレイヤーとのからみで増減が大きく、他プレイヤーの動きを予測して、より有利なタイミングでアクションを行うことも重要です。

拡大生産系にも関わらす他プレイヤーとの絡みが結構多い、大変よくできたゲームと思います。

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