ゲーム紹介

【ボードゲーム紹介】テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ 古代メキシコでピラミッド作り

テオティワカン 太陽のピラミッド

 

テオティワカンのピラミッド建設に貢献してポイントを稼ぎ勝利を目指そうというゲームです。

テオティワカンとは、メキシコの首都メキシコシティ北東約50キロの地点にあり、紀元前2世紀から6世紀まで繁栄した、テオティワカン文明の中心となった巨大な宗教都市遺跡です。

ワーカープレイスメントゲームの傑作の「ツォルキン」の3部作の2番目という位置づけらしいです。

  • リリース年:2018年
  • プレイ人数:1~4人
  • プレイ時間:90~120分

ゲームの外観

ゲームボードにある8カ所のアクションエリアでワーカーを使用して種々のアクションを行い、勝利ポイントを得ていきます。

指定のターン数で「日食」が起き、もう1ターンプレイした後、勝利ポイント獲得と食料の支払いが発生します。日食3回かピラミッド完成でゲームは終了します。

ワーカープレイスメントゲームに分類されると思いますが、ツォルキンシリーズらしい、面白いギミックが満載で魅力のあるゲームに仕上がっています。

テオティワカン ボード

 

ゲームの要素の特長

ワーカー

このゲームのワーカーはダイスです。アクションエリアは8カ所あってボードの中で環状に配置されています。最初3個最大で4個あるダイスの内の1個を毎回、時計回りに1~3エリア動かして、移動先のエリアのアクションを行います。ダイスはロールするのでなく、最初1の目から始めます。メインアクション(後述)を行うたびに1つずつ目が大きくなっていきます。

昇天

メインアクション(後述)でダイスの目が1上がり、6になると「昇天」して1に戻ります。その際色々な特典が得られます。

また、昇天させると死者の大通りトラック(後述)を進められます。貴族の建物を建てて死者の大通りトラックをを進めるのはデメリットもあって微妙だけれど、こちらはメリットだけなので点数的にも大きいです。

Jamesのアイキャッチ
James
追加のダイスを得られるのはここなので、なるべく早く1個のダイスを昇天させたいですね。

神殿

3種類あり、レベルを上げることに、資源・勝利点・カカオ豆などが得られます。ツォルキンと異なり、レベルに従った勝利点は得られませんが、9段目まで行けば神殿タイルに従った勝利点がゲームの終了時に得られます。

テオティワカン 神殿

 

ピラミッドトラック

ピラミッドを建築したり装飾を作ることに1レベル進みます。レベルに従って日食時に勝利点が得られますが、日食ごとにリセットされます。

テオティワカン ピラミッドトラック

 

死者の大通りトラック

貴族の建物を建てるか昇天で1レベル進みます。日食ごとに利益が得られます。ただし、建物を建てすぎると逆にポイントが下がってくるので、痛しかゆし。

テオティワカン 死者の大通り

 
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James
死者の大通りなんて変な名前と思ったけど、テオティワカンに実際にあるメインストリートの名前でした。

アクションの特長

エリアでできるアクションは3種類あります。

①メインアクション(メインアクションのないエリアもあります。→1)

ボードに描かれているメインアクションを実行します。実行するとダイスの目を+1します。6になると昇天。

そのエリアに先にダイスがあると、それが自分のダイスの場合も含めてダイスの色数分のカカオ豆を支払う必要があります。ダイスの目が大きい方が強いアクションができます。またアクションの時にダイスが複数(2個、3個)あると強いアクションができます。ダイスは1手では1個しか動かせないので、事前にそのエリアに移動させておく必要があります。

②カカオ豆獲得アクション。

先にそのエリアに居たダイスの色数+1のカカオ豆を得ることができます。当然カカオ豆が足りないときの補充手段ですが、強いアクションを行うための事前のダイス移動にも使えます。

③礼拝アクション(礼拝アクションのないエリアもあります。→8、5、6)

エリアごとに2種類のアクションが有り、カカオ豆1個を支払うと両方できます。先にそのエリアにメインアクションのダイスが有ってもカカオ豆を支払う必要はありません。礼拝アクションに先客が居ると追い出すのにカカオ豆1個が必要です。

アクションを実行するとその場から動けません。手番を放棄するか、3カカオ払えば、自分の固定されているダイスを全て開放出来ます。

アクションの内容

アクションエリアは8種類あります。

①宮殿

メインアクションはありません。礼拝アクションで以下の2つが出来ます。

  • 3つのカテゴリのタイルを3×3枚の中から各1枚ずつ選んで配置。
  • 発見タイルを取る。

テオティワカン 宮殿

 
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James
ダイスの目により規模を拡大できますがそう魅力的なものは無い感じ。

②森林、③石切り場、④金鉱床

メインアクションは、それぞれ、石、金、木の資源を取得します。ダイスの数が複数になったり、目が大きければ得られる資源が増えます。礼拝アクションでは以下の2つが出来ます。

  • それぞれ、ボードに記載された神殿(赤、青、緑)を1レベルUPする。
  • 発見タイルを取る

テオティワカン 森林・石切り場・金鉱床

 
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James
このゲームの基本となる資源を得る手段です。

⑤秘術

メインアクションでは、技術を習得します。ダイスが2個か大きな目だと強い技術が習得できます。習得した技術の位置に対応した神殿レベルを1UPします。礼拝アクションはありません。

特定のエリアで特定のアクションを行うときに利益が得られるようになります。繰り返し特典がられるのは非常に大きいです。また、取得した技術を他のプレイヤーが後から取得しようとする度に3勝利点得られます。

テオティワカン 秘術

 
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James
なるべく早く人に先んじて取るのが吉か。

⑥貴族

メインアクションは、貴族の建物を建てて勝利点を得ます。ダイス数が多いと勝利点が大きくなります。死者の大通りトラックで1レベル進めます。礼拝アクションはありません。

テオティワカン 貴族

 
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James
建てるほど、点数が減る可能性のある謎仕様。

⑦装飾

メインアクションは、ピラミッドの装飾を作って勝利点を得ます。有色の模様が下の模様と合うと、対応する神殿を1レベルUPできます。礼拝アクションは以下の2つが出来ます。

  • 赤、青、緑の神殿のどれかを1レベルUPします。
  • 発見タイルを取ります

テオティワカン 装飾

 
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James
ダイスが1個の時に金3個を使うのはちょっと効率悪いかな。金が余っているなら。

⑧ピラミッド建設

メインアクションは、ピラミッドを建てて勝利点を得ます。ダイス数が多いほど一度に多くのピラミッドを建てられます。礼拝アクションはありません。

テオティワカン 建築

 
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James
このゲームのメインとなる点数を得るアクションです。

ゲームの終了と勝利点

ゲームはピラミッドが完成するか、日食が3回起きると終了です。日食は4人ゲームだと12,11,10ターンで発生するので最大33+3ターンと言うところですが、このターン数は昇天が起きても、その度に1進むので、大体4人が4回くらい昇天させるとすると、実質20ターンくらいになり、それほど長くないなと言う印象です。

ツォルキンと同じように日食ごとにカウントされる勝利点があり、食料(カカオ豆)の支払いが発生します。

何をすべきかのちょっとした考察

①ピラミッド建設

模様が合うのが2/4、1周目1段目、2週目2段目、3週目3段目を作るとして。期待点数は、1周目:7点、2週目:8点、3週目:9点となり、ほぼ安定的に高得点が期待されるので、当然ながら主となるアクションです。

②装飾

模様が合うのが1/2くらいとして。期待点数は、1周目:8点、2週目:7点、3週目:6点となり、早いうちは効率が良いが、後半はそれほどでも。ダイス1個の時金3個も痛いので、可能ならくらいのスタンスでしょうか。

③貴族の建物建設

期待点数は、早い時期:14点、遅い時期:4点となり、やるなら1周目、それ以降は放っておいた方が良さげかも、終盤これをやることはかえってトータル点数を下げることになりかねません。

④神殿

勝利点・資源・カカオ豆を得られるので上げるのはやるべきでしょう。と言いますか、今回はレベルに応じた点数がなく、レベル9に来た者だけが大量点を取れる仕様になっています。このため、他者との兼ね合いもありますが、やはりレベル9まで上げるのは必須でしょう。少なくとも2か所はレベル9にしたいですね。

⑤秘術

誰もが欲しくなる研究を一番で取ると、定期的な特典に加えて勝利点+9。できるなら、1番に取りたいですね。遅れれば、他人に勝利点をプレゼントすることになり腹立たしいことこの上ないです。とにかくできるだけ早く取り掛かるべきかと。

⑥発見タイルの内の仮面のセット数

1周目:3個、2週目:5個、3週目:7個とすると、期待得点は49点。仮面を取るということは、利益がある発見タイルを取らずに後々の点数を取るということになります。それがこれに釣り合うかは微妙なところでしょう。流れの中で取れるならOKでしょうが、狙ってまでの所ではないような。

⑦昇天

1周目の昇天は、少なくとも勝利点:15点強の価値。とにかく昇天にはペナルティは無いのでやれるだけやりたいですね。

ゲームをやった反省

ボードゲームというのはやってみないとどういうメカニズムになっているか把握できないものも多いですね。このゲーム、ツォルキンシリーズの2作目と言うから、まあはずれはないだろうなくらいの気持ちで買いました。

で、早速友人たちとやってみたのですが、まあ全然ダメダメで、トップの人に2周近く(200点近く)差をつけられる結果になってしまいました。

私はボードゲームをやるときには勝敗にこだわらないのですが、さすがにこれは持ち主として如何なものかと反省しまして、分析して次回はもう少しうまくプレイ出来ればと思っています。

この記事を書いたのも、その反省から戦略を考えてみたのですが、あまり戦術を固定するのも味気ないですね。まあ、私の考察はまだまだ甘いだろうから、もっと良い手もあると思いますが。

テオティワカン プレイ

 

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