ゲーム紹介

【ボードゲーム紹介】ミュージアム 最高のキュレーターを目指して

ミュージアム ヘッダ画像

 

プレーヤーは博物館(Museum)のキュレーター(学芸員)となり、世界中から美術品を収集して自分の博物館に展示します。最も価値が高くなるように展示を作った人がこのゲームに勝利します。

  • 発売年:2019年
  • プレイヤー人数:2人~4人
  • プレイ時間:30分~60分

ゲームの概要

プレイヤーは毎ターン4つの大陸の内1つを探索して1枚の美術品カードを手札に取得し、その後自分の博物館に展示を行います。

大陸は4つあり、1つの大陸には文明が3つあり、合計12の文明があります。ターン毎に1つの大陸に2枚の美術品カードが場に出ており、そこから1枚取得します。

大陸 文明
アメリカ、太平洋 インカ、マヤ、ポリネシア
ヨーロッパ ギリシャ、ローマ、ケルト
アフリカ、中東 フェニキア、エジプト、メソポタミア
アジア 中国、インド、日本

ミュージアム 12種類の文明に対応する美術品カード

 

美術品には固有の価値があります。価値は1~5で5の価値の美術品は傑作と呼ばれます。

美術品を展示する度に、その美術品の価値に等しい勝利ポイントが得られます。5の価値の傑作の場合、加えて1個の名声ポイントタイルを得ることができます。

展示を行うにはコストを払う必要があります。そのコストは展示する美術品と同価値以上の美術品を手札から自分のプール(倉庫)に入れる必要があります。

美術品は倉庫から取り出して展示することもできます。1手番消費すれば倉庫から手札上限まで手札に戻すことができます。ですので、一度取得した美術品カードは廃棄されず、展示か手札か倉庫かのどこかでずっとゲームに残り続けます。

特定の文明やドメイン(後述)の美術品を連続して展示するとコレクションを作れます。またコレクションの作り方によりパトロンからボーナスポイントが得られます。これらと展示ポイントがこのゲームの主な得点源です。

展示でのポイントが50点を超えるとゲーム終了のトリガが引かれます。展示のポイントに加え、コレクションの点数、パトロンからのボーナスポイント、ギャラリーの配置ポイントなどを加えて最も点数を取った人が勝利します。

ミュージアム プレイ画面1

 

ゲームのその他の要素

ニュースヘッドライン

プレイヤー全員に影響を与える政治情勢のイベントです。手番プレイヤー一回りごとに更新されます。例えば、「特定の大陸で戦争が起こりその大陸からは美術カードが収集できない。」などです。この世界の政治情勢によって、美術品が集め易くなったり集め難くなったりします。

好意カード

アクションとは別に手番に1回実行できるカードで、さまざまなメリットを与えてくれます。

エキスパート

展示する代わりに、エキスパートを雇うことができます。美術品と同じようにコストを払って雇います。これはポイントにはなりません。

エキスパートは、特定のコレクションの数を増やしたり、展示コストを減らしたり、手札の枚数制限を増やしたりなどのメリットを与えてくれます。

ミュージアム エキスパートカード

 

ゲームの得点源となるもの

コレクション

博物館に特定の美術品を縦あるいは横で連続して3枚以上展示することでコレクションを形成することができます。ゲーム終了時にスコアされます。

文明コレクション

同じ文明の美術品を連続して3個以上展示するとコレクションになります。1つの文明の美術品カードは15枚あり、エキスパートの助けを借りると最大16のコレクションを作ることができます。

ミュージアム 同じ文明のコレクション

 

ドメインコレクション

同じドメインの美術品で文明が全て異なっている美術品を3個以上展示するとコレクションになります。ドメインは、「建築」「文化」「農業」「戦争」「航海」「技術」の6種類あります。

1種類のドメインの文明は6文明あり、エキスパートの助けを借りると最大7のコレクションを作ることができます。

ミュージアム 同じドメインのコレクション

 

パトロン

パトロンカードに記載された特定の数や種類のコレクションをゲーム終了時に達成していればボーナスポイントが得られます。

ギャラリー

博物館の特定のエリアを1種類のコレクションで埋めればボーナスポイントをもらえます。また博物館全体に美術品を展示することができればボーナスポイントをもらえます。

パブリックオピニオン

美術品カードデッキには5枚のパブリックオピニオンカードが含まれています。

出現したある大陸のパブリックオピニオンカードの枚数×ゲーム終了時プールに置かれているその大陸の美術品カード枚数が、終了時に得点から引かれます。

結局どのようなげーむ?

やっぱり、180枚の美術品カードがこのゲームの特長ですよね。カードとしても綺麗だし、カードのフレーバーを読めば色々と勉強にもなりそうな。

とは言え、ゲームをやっているとなかなかフレーバーまで楽しむ余裕はなさそうです。英語なので読むのに結構時間もかかりますしね。どこかで日本語版を出してくれないかな。

このゲーム、展示で50ポイントを超えるとゲーム終了になってしまいます。ポイントは1~5なので平均1展示3ポイントとすると、17展示するとゲームが終了してしまいます。

思ったより早く終わっちゃうんですよね。

ところが博物館のギャラリーは25カ所くらいあるんですよね。これだと平均2ポイント以下の美術品を展示していかないとギャラリー一杯の展示は無理なんですよね。まあ、狙ってやることはできますが、その前に他の人がゲームを終了させてしまう可能性も高いです。

基本、ポイントの高い美術品を展示する方が点数は高くなると思われますが、5点ばかりの美術品を展示すれば10回の展示でゲームが終わってしまいますので、今度はコレクションを作るのが難しくなります。この辺りの匙加減がこのゲームのミソなのでしょうか。

ミュージアム プレイ画面2

 

実際の所、ゲームは20ターンくらいで終了しそうです。これだと大きなコレクションを作るのは結構大変ですね。大陸は4つありそれぞれ大陸ごとにカードは50枚、4人ゲームで20ターンで終了の場合、ある大陸のカードがめくられる枚数は平均20枚くらいです。これだとまだ40%、ある文明のカード15枚の内、引かれる期待値は6枚程度。とても15枚のコレクションなど出来そうもありません。

と言うわけで、良いコレクションが出来るかどうかは結構引き運に左右されそうです。うーん、なんか麻雀に似ている気がしてきた。

人のプールにあるカードをもらって来て展示するのも、コレクションを大きくするうえで重要なアクションです。気を付けて相手の倉庫を見張りましょう。このゲーム一度引いたカードは基本的に廃棄できませんが、他プレイヤーの倉庫のカードをもらって展示するときにはコストのカードをそのプレイヤーの倉庫に置かなくてはなりませんので、不良在庫の削減にも使用できます。パブリックオピニオンが多くマイナスポイントが多い大陸のカードは、他プレイヤーの倉庫に押し付けちゃいましょう。

まだこのゲームの全体像をつかめている感じはしないのですが、思ったより軽い感じで、運の要素も強いので、結構回数やって楽しんだ方が良いかと思います。

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