プレイヤーは鳥の愛好家となり、自分の保護区域に色々な鳥を集めてポイントを競い合うゲームです。
とは言え、森あり、草原あり、水辺有りですから、こんなもの個人で所有しているのかいと突っ込みは入れたくなりますが。
鳥カードがとっても綺麗です。しかも170枚も有って全て異なる鳥。これ鳥カード見ているだけでも楽しそう。
エサ箱がダイスタワーになっていたり、タマゴが本当の卵っぽい形をしていたり、他のコンポーネントも結構凝っていて良いですね。
- 発売年:2019年
- プレイ人数:1人~5人
- プレイ時間:40分~70分
ゲームの概要
保護区域となるプレイヤーボードは、森・草原・水辺の3つのエリアがあります。ここに手札の鳥カードをプレイして埋めていきます。
森・草原・水辺の3エリアはアクションエリアでもあります。森でアクションするとエサを取得することができます。草原でアクションすると鳥に卵を産ませることができます。水辺でアクションするとカードを取得することができます。
このアクションでは、そこにプレイした鳥カードに追加効果をさせることができます。鳥カードをプレイして行くにつれアクションが強力になっていきます。
ポイント
ラウンドは4ラウンドあり、アクション数は1ラウンド目8アクションですが、ラウンドごとに1回ずつ減っていき4ラウンド目では5アクションしかできません。ですので、鳥カードにより1回のアクションをどれだけ強力にできるかが、ゲームに勝つためのポイントとなるでしょう。
なお、上記のようにアクションは全部で26回で、増減はありません。鳥カードをプレイするにも上記の3つのエリアのアクションとは別に1アクション必要です。鳥カードのプレイエリアは3エリア×5=15ありますが、エリアを全て埋めるのは至難の業でしょう。
鳥カードの能力
鳥カードの能力には以下の3種類あります。
プレイ時発動能力
鳥カードをプレイしたときに発動する能力です。能力は強いですけれど、1回しか起動しないので、プレイ後は能力のない鳥となります。
アクション実行時起動能力
森・草原・水辺のアクション実行時に起動される能力です。能力はそれ程強くなくても何度も起動可能なのでこれを効率よく使用することがゲーム勝利のカギとなります。
他プレイヤー手番中に起動の能力
他プレイヤーが行うアクションにより条件が満たされると起動される能力です。アクションを使わないでメリットが得られるおいしい能力ですが、コントロールできないので空振りになるリスクもあります。
得点の取り方
鳥カード自身得点を持っています(0ポイント~8ポイント)。これがこのゲームのメインの得点源です。
当然、点の少ないのはプレイコストが小さかったり、カードの付属効果が高かったりしますし、点の多いのはプレイコストが大きかったり、付属効果が弱かったりします。
この他に、ボーナスカードによる得点や、ラウンド毎の目標達成による得点、鳥カードが保持している、エサや卵などによる得点を足して勝敗を競います。
やってみて
若干ソロプレイ感は強いかなと言う感じです。
基本人の邪魔をするプレイはありません。強いて言うなら、他プレイヤーが欲しそうな鳥カードを先に取っちゃうとか、他プレイヤーが欲しそうなエサを先に取っちゃうくらいでしょうか。(ちょっとセコイか。。。)
カードは相当強弱ありますし組み合わせの優劣もありますので、カードの引き運に左右されるところも結構あるかと思います。
ポイント
このゲームは、限られた手番の中で限られたリソース(鳥カード)をどううまく組み合わせて、効率よく拡大生産できる形に持って行くかがカギとなりますので、ソロ的に組み立てて行くのが好きな人には非常に合っているゲームだと思います。
ジャームズも結構その手が好きなので、好みのゲームです。
ソロプレイオプションもあるので一人で楽しむことも十分可能だと思います。
鳥カードは170枚もありますので、何回やっても同じような展開になることはないと思われます。何回も楽しめますよね。